徳弘康代
名古屋大学特任教授
【学歴】早稲田大学大学院日本語教育研究科
博士課程修了 博士(日本語教育学)
【担当科目】漢字指導法
【専門】漢字及び漢字を含む語彙の概念分野と日本語教育におけるその提示法の研究
【著書等】『語彙マップで覚える漢字と語彙中級1500』監修
『日本語学習者のためのよく使う順漢字2200』編著
徳弘康代先生のインタビュー
日本語の文字、ひらがな・カタカナ・漢字について日本語教育の立場からとらえます。特に漢字とその語彙について、日本語教育で取り上げる必要のある日本語の漢字の特徴を考察し、国語教育の中で漢字を学習してきた教師が見逃してしまう、外国語としての漢字教育について考えます。
1.ひらがな・カタカナの日本語教育における指導法
2.日本語教育に必要な漢字の知識
(1)どのくらいの漢字と漢字語彙を学習するか
・日本でよく使われている漢字
・漢字の造語力
(2)漢字の学習法・指導法について
・漢字圏学習者と非漢字圏学習者との指導法の違い
・漢字音の特徴、音訓、連濁、送り仮名
・同音語・類音語
・字源から学ぶ漢字学習
・連想法を使った語彙学習
受講した方の声
実践をまじえた内容で、自分が日本語教師になったときのことをイメージできて興味が持てました。たくさんの資料をいただいて家で復習するのにも活用できてよかったです。内容は幅広く、ポイントが分かりやすく、とてもタメになりました。日本語話者にとっても、難しいことも多いので、自身がしっかり知識を深めて準備していきたいと思いました。